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zoom RSS 萩のおんがえし“”ここにいるよ“”

<<   作成日時 : 2017/07/15 17:01   >>

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ここ数日小さな童話を書いてました。タイトルは『萩のおんがえし』先日舞台上に萩をいけこみました。可能な限り山や野に自然にある木々をいけこむスタイルにこだわるので花材はほとんど自力で採取と決めています。

7月初旬に萩は難しいけどたまたま幹線道路脇に萩(夏萩→宮城野萩)の群生を見つけました。数日ごとに状態をチェックに行き観察をしました。
宮城野萩は桃色のちょっと尖りぎみの形で、通常の萩より葉の色は濃いです。状態はとても良い感じに見えてました。

さて、いけこみ前日に宮城野萩を採取に行き、数週間、道路上から眺めていた萩を初めて至近距離でみたら、、
葉の色はどす黒く変色、、花にオーラゼロ、、枝振りも全体が病んで傷んで乾燥している印象をぬぐえなかったです、、驚愕、、ゾッとしました。

おそらくは幹線道路上なので排気ガスやアスファルトからの日照り等、悪影響がたたり、、人間でいえばステージ4の癌状態でした。

“”こりゃ使いもんにならんな、、“”
あんたんたる気持ちになりました。

で、、ふと思いだしました。今は住んでいないけどかつての私の自宅庭に大好きな白い萩を植えていたこと。

急いで久しぶりに自宅に戻り庭に入りました。
そこには数年剪定をさぼった為に大木になった私の大好きな白い萩がゆさゆさと大きな羽を広げた白鳥みたいに微笑んで風に揺れていました。“”ここにいるよ“”

そんな声がきこえました。

この時季ですからさすがに白い花はまだですがたおやかにストレスフリーにのびのびと揺れる柔らかい枝振りは新鮮な美しさに満ち満ちていました。

自宅のものですし、遠慮気がねなくタップリと枝を採取して当日のいけこみに備えました。

当日の花器は口が横に広がっていて枝止めが難しく、いわばテクニックが必要な器です。
けど、私はあえて止めの為の細工はしませんでした。

“”私が思った位置にきっと収まってくれる“”
妙な確信がありました。

萩の茎は細く枝が長く流れているので“”この場所“”って決めて枝を入れてもグルンとあっちむいたりゆうこときいてはくれない難ものです。

舞台上ですし、いけこみ時間も限りがあります。モタモタしてる暇はありません。
多分いけこみに15分くらいしかかかってないと思います。

“”たのむよ、あなたはここに居てね“”
1本1本に語りかけながらいれました。
全ての枝がほとんど嫌がらず私が望んだ定位置に収まってくれる感覚は萩が私にプレゼントをしてくれている、、そんな感じがしました。優しいプレゼント、、“”ここにいるよ“”
萩との対話、、不思議な時間でした。
そして心から幸せと感じた時間でした。

※写真をよ〜くご覧頂きますと向かって右側に1本だけちょっと濃い緑の枝がはいっています。その枝は道路上に咲いた宮城野萩です。癌ステージ4なりに咲いた(生きた萩)せめて1本だけでもライトを浴びてほしいと思いました。
花はみないとしいです。

☆写真“”ゆれる萩“”
画像


☆なお、12月3日/日曜/奈良モーツァルト会納会定例会(ろくサロン)に於いて私の童話『萩のおんがえし』を西村民栄さまに朗読していただくことになりました。

お楽しみ下さい<(_ _*)>

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